2007年04月26日

【木曜日の一冊】こんな本を読んだ。(松岡圭祐)



自衛隊から臨床心理士になり、数々の活躍をした千里眼:岬美由紀の新シリーズ。
角川文庫で復活です。

美由紀の師匠となる臨床心理士:舎利沸、恋心を抱く精神科医:笹島など新キャラクターも登場し楽しめます。

今回は、航空機爆破計画の阻止。
果たして結果は?

評価★★★★



ロシアンマフィアに誘拐された美由紀。
気づくと不思議な街におり、様々な実験らしきものを試される。
目的は何なのか?

そして消えるマントという繊維の新素材。
これを軍事に使用するとミサイルがレーダーに映らない。
ステルスミサイルが日本に向けられている?
美由紀は、止められるのか?

おなじみメフィストコンサルティングも登場。

評価★★★★



ふとしたことから、現代に蘇生した旧日本軍の生物化学兵器。
美由紀の友人にまで感染が広がる。

親友を救うために、ワクチンを探し、F15で飛び回る美由紀。
製法が書かれたマイクロフィルムは、一体何処にあるのか?

評価★★★★
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2007年03月09日

【金曜日の一冊】こんな本を読んだ。(三崎亜紀)



またまた奇想天外の発想から展開される物語。
30年に一度起こる町の「消滅」。
住民が消えてしまう!!

原因は?
その影響度は?

消滅した人も残された人も人生を狂わされる。
やがて彼らは、以前消滅した町:月ケ瀬に集まりはじめる。
消滅を食い止めることはできるのか?

人々の心の繋がりを描いた秀作です。


評価★★★★
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2006年11月03日

【金曜日の一冊】こんな本を読んだ。(松岡圭祐)



千里眼、催眠シリーズのキャラクター嵯峨敏也、岬美由紀、一ノ瀬恵梨香の3臨床心理士が登場する一大サスペンス!

血液型性格ブームが加熱し、B型人間に対する差別や偏見が広がっていく。
それは、骨髄移植が必要な白血病患者においても。

移植により、B型になるのを忌み嫌う少女を説得する嵯峨。
しかし、その嵯峨に忍び寄る影が・・・

血液型性格判断を無いと証明するのは極めて難しい。
彼女を救うために、岬美由紀が立ち上がる。

評価★★★★
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2006年08月07日

【月曜日の一冊】こんな本を読んだ。(松井政就)

●賭けに勝つ人、嵌る人

ギャンブル好きなら1度は訪れてみたいラスベガス。
しかし、勝つのは一握りで多数の日本人は苦戦を強いられている。
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2006年07月02日

【日曜日の一冊】こんな本を読んだ。(松岡圭祐)

千里眼背徳のシンデレラ(上下)

かつて恒星天球教を率いて国家転覆を図った、今は無きテロリスト友里佐知子。
その後継者:鬼芭阿諛子が意志を引き継ぎ、千里眼:岬美由紀と対決するシリーズ最長編。

岬美由紀のイメージにぴったりな本の表紙を飾る女優も素敵です。
誰かは、本を見てのお楽しみ。

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2006年02月11日

【土曜日の一冊】こんな本を読んだ。(三浦展)

●下流社会

発売当時に立ち読みしましたが、今更ながらですがちゃんと読んでみました。
売れたのは、「希望格差社会」と同様に不安な時代を象徴するようなネーミングの勝利でしょう。

「人生への意欲が低く楽な方へ流れていく人々」を下流と位置づけ、
様々なデータを基に分析し、ニートやフリーターが増加している社会において、今後も階層の固定化が広がることを示唆しています。

作品中、ちょっと資料が多いかな、という気がしましたが、
結論を導き出すためにはやむを得ないかなと思います。

話のネタに一読。


評価★★★★
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2006年01月31日

【火曜日の一冊】こんな本を読んだ。(三崎亜記)

●バスジャック

ベストセラーとなり町戦争の著者が放つ最新作。
今回は7編の短編集。

しみじみと考えさせられたり、
奇想天外な発想から繰り広げられる思いもよらないストーリー展開など、
溢れる才能に圧倒されます。

一体、どうしたらこのような感性を持てるのでしょうか?
この作家凄いです。

短いので電車の中でも、さらりと読めるし、オススメです。

二階扉をつけてください
しあわせな光
二人の記憶
バスジャック
雨降る夜に
動物園
送りの夏を収録。

個人的には、「二階扉をつけてください」と「動物園」が好きです。

評価★★★★★
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2006年01月24日

【火曜日の一冊】こんな本を読んだ。(松岡圭祐)

●千里眼とニュアージュ(上下)

千里眼:岬美由紀と第3のカウンセラー:一ノ瀬恵梨香の両ヒロインが出会う
松岡ワールドの最高傑作。

IT企業がニートを集めて福祉の名の下に運営している萩原県。
その目的は、いったい何なのか?
そして悪夢にうなされる住人達の背後に隠された恐るべき事実と驚愕の展開。

仇敵のメフィスト・コンサルティング:ダビデも登場し事態は意外な方向に。
両ヒロインが、当初は反発しあいながらも徐々に心を打ち解けていく姿に涙です。

壮大なスケールと時代に即した合理的なプロット。
息もつかせぬおもしろさです。

千里眼シリーズ初の文庫書き下ろし。

崩壊するIT企業がライブドアを彷彿させます。
まさに今が旬の話題です。

評価★★★★★
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2005年08月08日

【月曜日の一冊】こんな本を読んだ。(本岡類)


●絶対零度


ごく普通の若者が突然引き起こした不可解な殺人事件。
犯人の弁護を依頼された立花法律事務所のさえないイソウロウ弁護士:山岡は、
女性事務員:千鶴と共に調査を開始する。
類似の無差別殺人事件が発生する中、若者の間に広まる「おやじ殺しゲーム」の噂。

ある日、ゲームと同じタッチの絵を売る男を発見する。
男を見張る山岡。
しかし男は姿を消してしまう。

わずかな手懸りを基に追跡を開始した山岡が辿り着いた真実とは?
はたして犯人は誰なのか?

評価★★★★
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2005年08月01日

【月曜日の一冊】こんな本を読んだ。(宮本輝)


●青が散る


関西の新設大学に入学した主人公:燎平と彼を取り巻く男女の青春群像をテニスを軸に描写。
テニスを初めて文学作品にしたことで、発表当時注目を浴びました。

テニスコートで白球を追い、同級生:夏子にほのかな恋心を寄せる燎平。
部員同士の対立と友情。
4年間は、瞬く間に過ぎ、燎平は最後の試合に向けて励む。

友人の死や同級生の結婚などを乗り越え、
卒業という社会への旅立ちの日が近づく。
はたして、夏子との恋の行方は?

ひとつの事に打ち込む姿が、とても爽やかです。
宮本輝を読み出すきっかけとなった1冊です。

若い人にオススメ。

評価★★★★★
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2005年06月15日

【水曜日の一冊】こんな本を読んだ。(溝上憲文)

超・学歴社会

「学歴不問」という企業側の採用姿勢が見られてきたものの、実態はどうなのか?
少数の正社員と多数の非正社員という選別化が進む中、
学歴の位置づけはどうなっていくのか?

人事担当者の生の声とデータを基に分析した、これからの社会に向けてのメッセージ。
我々は「学歴格差」、「選別」の問題にどう対処していくべきなのか。

評価★★★★
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2005年06月04日

【土曜日の一冊】こんな本を読んだ。(松瀬学)

強いだけじゃ勝てない:関東学院大学・春口廣

今や名門となったカントー、
こと関東学院大学ラグビーの監督を30年以上続けている春口氏の奮戦記。

部員8名からスタートし、3部から1部昇格。
やがては、大学選手権で早稲田や明治と肩を並べ、優勝を勝ち取るまで成長していく学生と監督の信頼や愛情に満ちた物語が展開されています。

日体大:綿井監督、早稲田:大西監督、明治:北島監督等、早々たるメンツから、
良い所を学びとり、実行に移す行動力とラグビーに対する情熱。
良きライバルである早稲田:清宮監督とのやりとり。
そして歴代の主将をはじめとする学生との交流。

「強いだけでは勝てない」、いいチームでないと。愛されるチームでないと。

感謝が、いかに大事かを考えさせられる1冊です。


評価★★★★★
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2005年05月04日

【水曜日の一冊】こんな本を読んだ。(三浦綾子)

塩狩峠


北海道旭川の塩狩峠で突如発生した列車暴走。

結納に向かうため、偶然乗り合わせていた鉄道職員:永野信夫は、
パニックが起きる中、冷静にハンドブレーキを操作する。


しかし、列車は止まらない。

このままでは、急勾配に突っ込み大惨事になる。
大勢の命を救うために信夫のとった行動と結末とは?

キリスト教の愛と信仰、自己犠牲の精神、人間の運命など、色々考えさせられます。

JR西日本の人には、特に襟を正して読んでもらいたい1冊です。

評価★★★★
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2005年04月06日

【水曜日の一冊】こんな本を読んだ。(松樹剛史)

●ジョッキー

第14回小説すばる新人賞。

勝利数は少ないがイケメンのジョッキー:中島八弥はフリーの騎手。
騎乗機会は少ないが、失踪した先輩騎手:糺の教えに従い、自分の信念を貫いている。

彼を取り巻く厩務員や調教師、馬主、騎手仲間とのやりとりの中、
彼に訪れた最大のチャンス、天皇賞騎乗。

レースの結末と八弥に思いをよせる女子アナ:会沢の恋の行方は?
弟弟子のボンボン:大路の行動や一言がいつもおもしろい。

評価★★★
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2005年03月30日

【水曜日の一冊】こんな本を読んだ。(森村誠一)

●野性の証明

人間の証明に続き、再度読み直してみました。
角川映画第三弾。

東北の寒村で起きた大量虐殺事件。
一人生き残りショックで記憶喪失となった少女と彼女を庇護する一人の男。

襲われていた女性記者を助けたことから、男と羽代市を牛耳る大場一族との対決が始まる。

やがて起こった、追い詰められた男と暴走族との乱闘。
劣勢の中、閉じ込められていた狂気に近い男の野性が爆発した結果は?

また、乱闘の後に記憶が戻った少女の口から発せられた哀しい事実とは?

高倉健と薬師丸ひろ子が好演。
映画のラストで自衛隊の戦車部隊に囲まれながら、突っ込んでいく姿は
今思えばランボーを彷彿させますね。


評価★★★★★
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2005年03月23日

【水曜日の一冊】こんな本を読んだ。(森村誠一)

●人間の証明

正義の証明を読んだ勢いで、書棚から人間の証明を引っ張り出して
20年ぶりくらいに読み返しました。

最近のリバイバルブームに乗って、ドラマでも放映されていたようですが
文庫本の帯を見ると第三回角川小説賞受賞作。


角川映画第二弾という表記。

確か第一弾は、犬神家の一族だったかな?
あ〜懐かしい。

高層ホテルで起きた黒人:ジョニーヘイワード刺殺事件。
日米共同の捜査の中であがってきた意外な容疑者とは?

西条八十詩集の
「母さん、僕のあの帽子、どうしたでせうね?
ええ夏碓氷から霧積へ行く道で谷底へ落としたあの麦藁帽子ですよ。」

の名文句と
映画で流れるジョー山中が、上記の詩を英訳で歌う
「ママ〜。Do you remember〜」のせつない歌声。

ご存知、棟居刑事が容疑者の人間性に賭けて尋問にあたる。
果たして人間の心は容疑者に届くのか?


評価★★★★★
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2005年03月20日

【日曜日の一冊】こんな本を読んだ。(森村誠一)

●正義の証明(上下)

著者のライフワークともいえる「証明シリーズ」最新刊。
法律の範囲では裁ききれない者たちに対して、
制裁を加える「私刑人」が登場した。
弱者の味方である「私刑人」の行動に民衆は、
ほのかな共感を覚える。
警視庁捜査一課:那須班お馴染みの面々である棟居、草場等が捜査に乗り出す。

そんな中、「私刑人」を追う暴力団とそれに繋がる国会議員VS都会の一等地にそぐわない
築30年の「河合荘」に集う一癖も二癖もある住人との紛争が始まる。

紛争の結末と「私刑人」の正体は、いったい誰なのか?

人間の偶然の関わりあいの描写で終わるラストがグッドなのと
我々が準拠する正義の基準とはいったい何なのか?を考えさせられます。

他の証明シリーズも併読すると楽しいです。

人間の証明
青春の証明
野性の証明
新・人間の証明 
人間の証明 21st Century
純白の証明

評価★★★★
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2005年02月20日

【日曜日の一冊】こんな本を読んだ。(道尾秀介)

背の眼


「レエ、オグロアラダ、ロゴ…」主人公:道尾が、白峠村の河原で耳にした無気味な声。
時を同じくして友人の霊現象探求所長:真備に寄せられた、背中に二つの眼が写った4枚の心霊写真と彼らが自殺したという情報。
真相を求めて、真備と助手の北見と共に白峠村に向かう道尾。

村で彼らが耳にしたのは、「天狗伝説」と未解決の児童連続失踪事件。
背中に現れる「眼」と児童連続失踪事件との関連は?
また東海道53次の絵画に記された秘密とは?

随所に伏線をからめつつ、謎解きが進んでいきます。

第5回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞作。

評価★★★★★
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2005年02月14日

【月曜日の一冊】こんな本を読んだ。(三崎亜記)

となり町戦争

町内広報に記載された「となり町との戦争のお知らせ」
役所から届いた偵察業務従事任命から、
よくわからないままに僕:北原修路は戦争に関わっていく。
役所の戦争係の女性との不思議な関係。
始まりと同様に突然訪れた終戦の瞬間。
果たして、となり町戦争とはいったい?

第17回小説すばる新人賞受賞作

評価★★★★
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