2007年06月27日

【水曜日の一冊】こんな本を読んだ。(北尾トロ)



裁判ってこんなに見所、突っ込み所いっぱいなんだ。ワイドショーも真っ青です。

ずぶの素人が足繁く裁判に通い、発見し、体験した数々の出来事をまとめた裁判傍聴記。

笑えます。
これで、あなたも裁判の虜になります。
一度傍聴しに行きましょう。

評価★★★★
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2007年05月31日

【木曜日の一冊】こんな本を読んだ。(見城 徹)



編集者時代から「角川書店に見城あり」と言われていた幻冬舎社長:見城徹氏の自伝的な一冊。
類似の話が複数箇所登場しますが、過去の作品から選択した箇所もあるため、まあ仕方がないでしょう。

編集者の真髄を感じさせるのが、下記の一節。

「編集者は作家に対し、切り札として常に三枚のカードを持ってなきゃ駄目だと僕は思っているんです。
(中略)この三枚のカードは、普通のカードではない。
キラーカードでなければならないんです。
(中略)考えに考え抜き、絞りに絞って用意しておくんだから、一週たりとも気が抜けない。カードを出された相手が『それを言われちゃ書かざるを得ないな』という関係も作っておかなければならないわけですからね。
僕は、カードは常に三枚用意しておくんです。オーバーに言えば、三百人それぞれに三枚ずつ持っている。」

ネタが豊富に無いとできない芸当ですね。

評価★★★★
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2007年02月28日

【水曜日の一冊】こんな本を読んだ。(海堂 尊)



チーム・バチスタの栄光」の続編。
前回の舞台であった東城大学の近隣病院である碧翠院桜宮病院で物語が始まる。
桜宮病院は、終末医療の最先端施設として注目を浴びていたが、色々噂が絶えない。

幼なじみの新聞記者:葉子から依頼を受けた東城大学で留年を繰り返す医学生:天馬大吉は潜入を図る。
そこで感じた「この病院は、あまりにも、人が死にすぎる。」
理由は、一体?

そして桜宮院長はじめ、娘である副院長の一卵性双生児の姉妹:小百合とすみれが企てている事とは?

前作で奇抜なキャラ全開の火喰い鳥:白鳥が奇妙な皮膚科医で登場し、氷姫:姫宮も看護師として初登場。
氷姫:姫宮のキャラにもご注目。

真相が明らかになっていく中で、最後に訪れた全てが崩壊する瞬間。
天馬は無事ミッションを終えたのか?

「本当に詰めが甘いんだから」のつぶやきに秘められた意味深なラストに乞うご期待。


評価★★★★★
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2007年01月31日

【水曜日の一冊】こんな本を読んだ。(海堂尊)



通称“チーム・バチスタ”。
東城大学医学部付属病院に属する、外科医:桐生恭一を中心とした心臓移植の代替手術であるバチスタ手術のプロ集団である。
成功率100%を誇っていたが、最近立て続けに3例原因不明の手術中死が発生。

危機感を抱いた病院長・高階は冴えない不定愁訴外来医:田口に内部調査を依頼する。
関係者に事情を聴取していくが、なかなか打開できない中、
厚生労働省から派遣された技官:白鳥と共に徐々に真実に迫っていく。

そして次の手術が迫った時に起きた事態。
医療過誤なのか、殺人なのか?

技官:白鳥をはじめ、登場する医師や看護師のキャラが確立されていて
引き込まれます。

第4回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。


評価★★★★★
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2007年01月27日

【土曜日の一冊】こんな本を読んだ。(今野敏)


接着剤メーカー:スナマチ株式会社に勤める新人営業マン:丸橋啓太。
やり手の営業マン:本庄の指導のもと、失敗しながらも仕事を覚えていく中、会社が敵対的TOBにさらされるという噂が立ち始める。
一発逆転の願いを込めて開発部が製品開発を進めていた新製品は、事もあろうに「くっつかない接着剤」。
社内のスパイ疑惑も絡まり、事態は緊迫していく。

用途はあるのか?
商品化はできるのか?
疑惑のスパイはいったい誰なのか?


評価★★★★
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2006年11月16日

【木曜日の一冊】こんな本を読んだ。(劇団ひとり)



お笑い芸人:劇団ひとりの小説デビュー作。
「道草」、「拝啓、僕のアイドル様」、「ピンボケな私」、「Over run」、「鳴き砂を歩く犬」の全5篇を収録した連作小説集。

ネタを常に考えているせいでしょうか、この人、才能ありますね。

ギャンブルにはまり、オレオレ詐欺に手を出した男の物語:「Over run」
騙そうとした相手は・・・・
泣けます。

評価★★★★★
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2006年11月09日

【木曜日の一冊】こんな本を読んだ。(角田光代)



コドモマチ/ヤルキマチ/ワタシマチ/ツウカマチ/ゴールマチ/ドラママチ/ワカレマチ/ショウカマチ と
「〜マチ」とタイトルのつく短編集。

みんな何を待つのでしょうか?妊娠、プロポーズ・・などなど。
人生の岐路で悩みながらも前向きに生きる女性の心の揺れを描いた秀作です。

「ドラママチ」の駅の改札でのラストシーンが、タイトル通りドラマ的でいいですね。

評価★★★★
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2006年10月09日

【月曜日の一冊】こんな本を読んだ。(小松左京/谷甲州)




映画「日本沈没」が33年ぶりにリメイクされた今年、同時に出版されたベストセラー「日本沈没」の続編。
リアルタイム世代としては、喜ばしい限りです。
小松左京氏をプロジェクトリーダーとして、谷甲州氏が執筆という布陣。

日本列島が消失し、日本人は各国に移民して生活を営んでいる。
異変から25年が経過したが、日本を襲った異変は日本だけではなく、全地球規模の天変地異が起こりはじめる。
非難や批判にさらされながらも、世界に誇った「技術力」を武器に危機に立ち向かう日本人。

世界は、一体どうなるのか?

前作の登場人物も新たな立場で登場します。
前作で生き別れた小野寺と玲子は・・・
オールドファンには堪りませんね。

評価★★★★
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2006年08月14日

【月曜日の一冊】こんな本を読んだ。(来栖けい)



朝から晩まで尋常ではない量を食べ続けられる男:来栖けい。
新時代の食べ歩き男が、あらゆるジャンルとメインからスイーツにいたる個別の料理を紹介する今までにないグルメ評論。
続きを読む
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2006年04月10日

【月曜日の一冊】こんな本を読んだ。(花鳥&風月)

●この私が合格させる!

大人気ブログから飛び出した中学受験に向けた2組の母子の奮闘記。
テストの結果や偏差値に母親同士、親子同士で時には喜び、時には嘆き、時には喧嘩も。
勉強の進め方も、様々な工夫を凝らします。

成績の浮き沈みを繰り返し、模試やお試し受験もこなし、徐々に第1志望受験日が迫る。

果たして2人の合否結果は?

四谷大塚や日能研など、ン十年前の中学受験経験者としては懐かしい用語が満載でした。
そういえば、毎週日曜日テストを受けに通っていましたが、
木曜日くらいに返送されてくる結果が憂鬱でした・・・

塾も受験校も人気や勢力図は変わっても、今でも健在なのですね。

12の春は、本人も親も大変です。


評価★★★★
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2006年04月08日

【土曜日の一冊】こんな本を読んだ。(木堂椎)

●りはめより100倍恐ろしい

現役高校生が全てを携帯で執筆した小説で、高校生の日常の行動や会話の雰囲気が実に良く表現されています。

タイトルからして、凝っており、一見何のことやらわかりません。

ネタばれですが、平穏な学校生活に突如訪れる「いじめ」と「いじり」。
違いは、みなさんわかりますか?

1文字違うだけですが、その中身は大違い。
自分だけは、被害に遭わないようにと、みんな色々画策をしている。

中学時代にいじられキャラだった、ハッシーこと羽柴は、高校からはいじられないようにするため、同じ中学で快活な一城と共に行動し部活や教室でも気を配っていた。

部活の同学年で強面の牧と武者に目をつけられそうになった羽柴は、自分の代わりにグッキーこと甲本をいじられキャラに仕立てあげようとする。

事はうまく運び、難を逃れたが甲本の退部をきっかけに再び羽柴にいじりの手が伸びる。

今度は芸達者なナガさんこと長村が、親切心で身代わりになってくれたが、徐々に長村へのいじりがエスカレートしていく。

そしてついに限界を超えた時、羽柴達の反乱が始まった。

結果はいかに。
そして、次のいじりのターゲットは誰だ?

自分のこども時代にも、「いじめ」はありましたが、「いじり」はあったのかどうかよくわかりません。

いじめといじりの境は何なのだろう。
多分いじりは、外から見ると仲良く遊んでいるようにしか見えないが、実はその分陰湿なのでしょう。

でも、本書にあるように自分で自分のキャラを演出し、友達の評価を気にしながら、グループ内のポジションを固めていくなんてことを今の子供たちが考えて実行しているとしたら随分寂しい生き方ですね。

息がつまるし、人間として小さくなりそうです。

第1回野性時代青春文学大賞受賞作。

評価★★★★
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2006年03月26日

【日曜日の一冊】こんな本を読んだ。(木村元彦)

●オシムの言葉

サラエボ出身のイビツァ・オシム。
Jリーグ、ジェフ市原・千葉の監督に就任し、走ることを惜しまない攻撃サッカーを根付かせファンを魅了してきた。

若い選手に対する厳しさと優しさ。

会見の度にウイットとユーモアに富んだ発言をし、我々に様々なことを示唆してくれる名将の激動の半生と語録を綴ったメッセージ。

厳しい練習に選手が不満を訴えた時の回答で
君たちはプロだ。休むのは、オフか引退してからにしてくれ。
シーズン中は、サッカーだけ考えてくれ

う〜ん。身に沁みます。

評価★★★★
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2006年02月25日

【土曜日の一冊】こんな本を読んだ。(桂望実)


●県庁の星

県庁の若手エリート職員:野村聡。
県の民間交流に選ばれ、民間のスーパーへ赴任するが、そこは役所とは別の世界であった。

「県庁さん」と呼ばれ、考え方の違いからお荷物扱いされる野村。
しかし、パートながらも店を仕切る二宮の協力を得て、徐々に周囲に溶け込んでいく。

やがて1年間の研修が終わる頃、野村の中で何かが変わり始める。
笑いあり、涙ありの一大エンターテインメント。

織田裕二と柴咲コウを主役に本日から映画も公開されます。


評価★★★★
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2006年02月08日

【水曜日の一冊】こんな本を読んだ。(黒武洋)

●半魔

「そして粛清の扉を」で第一回ホラーサスペンス大賞を受賞した著者の書下し最新作。

不思議な能力に目覚めた3人の女子高生に降りかかる奇妙な出来事の数々。
そこには、裏で糸を引く悪意を撒き散らす妖しい者たちの影が・・・

破滅の時がせまりくる中、彼女たちのとった行動と真実とはいったい?

評価★★★
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2006年02月05日

【日曜日の一冊】こんな本を読んだ。(香山リカ)

●貧乏クジ世代

20代後半から30代前半の人々を前後の世代と比べ、
「貧乏クジ世代」と命名し、様々な角度から分析、検証。
下流社会や希望格差社会に向かいつつある現代を彼らは、何を考えて過ごし、どこへ向かうのか?

2/6(月)19:00〜新宿紀伊国屋ホールにおいて、
著者による刊行記念セミナーも開催されます。
興味のある方は、参加してみてはいかがでしょう。


評価★★★
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2005年09月28日

【水曜日の一冊】こんな本を読んだ。(くらたまなぶ)


●MBAでは教えない 「創刊男」の仕事術


リクルートに入社し、とらばーゆをはじめ、数々の雑誌を立ち上げた著者の軌跡を基に
「無から有を生み出す」ためのエッセンスが満載。
マーケティングから、ブレスト、プレゼン等、各章ごとに拾い読みしてもOK。

評価★★★★
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2005年09月21日

【水曜日の一冊】こんな本を読んだ。(角田光代)


●空中庭園


パパ、ママ、長女:マナ、弟:コウの4人家族の京橋家。
家庭方針は、「何ごともつつみかくさず」。

でもみんなオープンだけど見えない扉を隠し持っている。
その扉ごしに見える景色とは・・・

マナの同級生やコウの家庭教師などを織り交ぜた家族一人一人の視点からみた連作集。

評価★★★
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2005年09月07日

【水曜日の一冊】こんな本を読んだ。(京極夏彦)


●姑獲鳥(うぶめ)の夏


密室から失踪した久遠寺医院の婿養子:藤牧の行方調査に巻き込まれる文士・関口。
その妻:梗子は二十箇月もの間子供を身籠っているという。

古本屋:京極堂や探偵・榎木津を交え、事件の究明を進める中、明らかになっていくおぞましい事実。
藤牧は、いったい何処へ行ってしまったのか?
「歴史は繰り返す」という京極堂の言葉は何を意味するのか?

民俗学の憑物筋や姑獲鳥を絡めた秀作。
松竹・東急系でもロードショー中。

評価★★★
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2005年06月12日

【日曜日の一冊】こんな本を読んだ。(小松左京)

●復活の日

生物兵器MM菌が持ち出され、事故によりアルプス山中に潜伏状態となった。
雪解けにより、ウイルスが増殖を始めるとともに、
風邪に似た症状で人々は次々と病に倒れ始めた。

やがて南極大陸にいる一部を除いて人類は死に絶えた。
何年か経過した後、頻発した地震により、核ミサイルの自動スイッチが入る恐れが出てきた。
自動報復でソ連やアメリカ、いや地球上を核ミサイルが飛び交う。
そのうちの1つが、南極にも。

阻止するため、吉住は現地に赴く。
が、無常にもミサイルは発射されてしまう。
残された人類の運命は・・・

草刈正雄主演で映画化もされた大作です。


評価★★★★★
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2005年05月29日

【日曜日の一冊】こんな本を読んだ。(小松左京)

日本沈没(上下)

1973年の発表当時から、テレビドラマで人気を博し、

後に映画化もされ一大ブームを巻き起こしたパニック小説の決定版。

「日本列島が2年以内に海底に沈む」
地球物理学者:田所の警告が的中して
噴火と地震が列島を襲う。

徐々に沈み行く地域が拡大していく中、
1億の日本人を海外に避難させるための海外各国との交渉が始まる。
果たして、日本の運命はいかに。

最近各地で頻発している地震のニュースを聞くと
この本を思い出します。

こどもの頃に読んだ時とは、違った感想が得られるかもしれませんね。
小松左京をあまり知らない若い世代にも、読んでもらいたい1冊です。

特撮の迫力にドキドキしながら、テレビにかじりついていた思い出があります。

大人のあなたは、思い切って全セット買いでいきましょう。


評価★★★★★
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2005年05月08日

【日曜日の一冊】こんな本を読んだ。(児島襄)

日中戦争1〜5

日中両軍で死者200万人といわれる泥沼の戦い。
盧溝橋事件や南京大虐殺等の歴史上有名な事件を軸に、
今なお深い謎に包まれた戦争を膨大な史料をもとに再構築している。

現代の日本と中国の関係の歪みの原点となる戦争と
時代の背景を知るに相応しい1冊。


評価★★★★
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2005年03月27日

【日曜日の一冊】こんな本を読んだ。(角田光代)

対岸の彼女


第132回直木賞受賞作。

母として公園デビューしてもうまく溶け込めない小夜子と
天真爛漫な社長:葵が出会ったことからはじまる物語。

仲間はずれにされたくないという女性特有?の人間関係の中で
学生時代を過ごした葵の過去と人間関係に臆病であった小夜子の成長を
二人の友情をからめて見事に表現しています。

男の視点で見ると、ふ〜ん、そうなんだ。と改めて女性の人間関係は
大変なんだと考えさせられます。

作中、「話しかけると、えって訊くんだね。目を丸くして」という会話がなされますが、
知り合いの女性にも同じ仕草をする人がいます。
彼女も実は、人間関係に臆病な所があるのかも。
なんてね。

先週日曜夜のTBS情熱大陸で放映されていましたが、
著者は本当に普通の人という感じです。

作品は、著者の経験を著したものではなく、
創造性の賜物という彼女の意見にハットさせられました。


評価★★★★★
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2005年03月13日

【日曜日の一冊】こんな本を読んだ。(久坂部羊)

●破裂

医療ミスの取材に端を発した、医学部のエリート助教授との裁判。
遺族のフォローをする大学病院勤務医:江崎に襲い掛かる
病院内外からの圧力や厚生労働省の暗躍。
国が画策する高齢化社会への究極の解決策を推し進める
官僚:佐久間を止める術はあるのか。
そして裁判の行方は?

評価★★★★
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2005年03月09日

【水曜日の一冊】こんな本を読んだ。(呉エイジ)

我が妻との闘争 極限亭主の末路編


Macintosh命の夫とマイホーム購入に向け節約を実行する妻
とのドタバタ騒動記の最新刊。

関西弁の話しことばで綴られる軽妙で迫力のある文体に引き込まれます。
これでもかと虐げられる夫と世間体はいい妻とのやりとり。
子供と両家の親族、ご近所さんも巻き込んでの大騒動です。
でも月2万円の小遣いっていったい・・・

初作品:我が妻との闘争
次作:極寒の食卓編
ともあわせてどうぞ!!

評価★★★★★
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2005年02月27日

【日曜日の一冊】こんな本を読んだ。(桐野夏生)

●I'm sorry,mama

親を知らずに幼少期を娼婦の置屋で育ったアイ子。
入れられた施設や養育家庭で起きる様々な出来事。
彼女の過去を知る人々が、また一人消えてゆく。

生きるがために身についた悪事と逃走の日々。
彼女に残されたのは、母親の形見といわれている白い靴のみ。
母親を探す中で辿り着いた驚愕の真実とアイ子の運命はいかに?

気味悪さと哀しさがミックスされています。

評価★★★★
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2005年01月30日

【日曜日の一冊】こんな本を読んだ。(黒武洋)

●そして粛清の扉を

女教師が学校で生徒を人質に立てこもる。
一人、また一人と生徒の処刑が始まる。
警察との攻防の中、タイムリミットが刻々と迫る。
女教師が生徒に制裁を加える意味が明らかになるにつれ、驚愕のラストへ。

バトルロワイヤル的な面白さで、一晩で一気に読めます。

評価★★★★★

オススメもう1冊

●メロス・レヴェル
システムで縛られた社会に一発逆転のチャンス。
政府公認で選出された十組のペアは、自らの生命を賭して闘いに臨む。
果たして最後の勝者は?

評価★★★
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